このページの本文へ

【CEATEC 2000 Vol.1】“COM JAPAN”と“エレショー”が統合された“CEATEC JAPAN 2000”が開幕

2000年10月03日 15時09分更新

文● 編集部 佐々木千之

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

通信機械工業会(CIAJ)、(社)日本電子機械工業会(EIAJ)、(社)日本電子工業振興協会(JEIDA)、(社)日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会(JPSA)の4団体が主催する、通信・情報・映像分野の展示会“CEATEC JAPAN 2000”が3日、千葉・幕張メッセで開幕した。CEATEC(シーテック。Combined Exhibition of Advanced TEChnologiesの意)は、昨年まで開催されていた“COM JAPAN”(※1)と“エレクトロニクスショー”(※2)が統合された展示会で、今回が初の開催となる。

※1 COM JAPANは、CIAJ、JEIDA、JPSAの3団体が主催し、'97年から'99年まで東京ビックサイトで開催されていた情報・通信分野の総合展示会。

※2 エレクトロニクスショーは、EIAJが主催し、'62年から'99年まで39回にわたって開催された、半導体、産業用製品、家庭用電子機器、ソフトウェアまで広く扱っていた総合展示会。

主催関連団体の各代表と、後援を行なう通産省、郵政省、NHKの各代表を交えて行なわれた点灯式

公式発表によるとCEATEC JAPAN 2000には、事務局の予想を上回る748の企業や団体が3218コマのブースに出展。海外からも台湾、米国、香港、英国、ドイツ、中国など23の国と地域から202の企業/団体が出展した。

会場は幕張メッセの11ホールすべてが使われており、“ビジネスステージ”(サーバー、パソコン、CTIシステム、ビジネスアプリケーションなど)、“産業ステージ”(LSI、半導体デバイス、産業機器など)、“暮らしステージ”(テレビ、DVD、カーエレクトロニクスなど)の3つのテーマに分かれて展示が行なわれている。

通信機械工業会の関澤会長

開催にあたって通信機械工業会会長の関沢義氏は、「いまや“IT”という言葉がニュースや新聞に流れない日はない。製造、金融、物流といったあらゆるところでIT革命による変革が起き、個人生活においても変化が現れている。ITによって枠組みの変化、大きなパラダイムシフトが起こりつつある。ITは1つの文明であり、1つの文化となりつつある。ITがどのように生活に入り込み、どう変わっていくかを知りたいかたはぜひCEATECにいらしていただきたい」と述べた。

“ビジネスステージ”ネットワークコンピューティングなど通信関連の展示が多い
“暮らしステージ”のBSデジタル放送コーナー

CEATEC JAPAN 2000は3、4日の2日間が招待日、5~7日の3日間が一般公開日となっている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン