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三洋、日本コロンビア、日立の3社がコンテンツ販売で新会社を設立

2000年10月02日 18時14分更新

文● 編集部

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三洋電機(株)、日本コロンビア(株)、(株)日立製作所の3社は2日、携帯電話機向けコンテンツ販売サービスを行なう新会社“株式会社スーパーコンテンツ流通”を、同日に設立したと発表した。

新会社は、音楽、ゲーム、書籍などのコンテンツを“超流通方式”で携帯電話などに配信するほか、配信用システムを開発する企業。社長には日立製作所をスピンアウトした三瓶徹氏が就任し、顧問には“超流通方式”の提唱者である筑波大学の森亮一名誉教授が就任した。3社は'99年に、携帯電話機/PHSに音楽を超流通方式で配信するシステム“ケータイdeミュージック”の技術規格を共同開発しており、新会社は同技術規格と、これを用いたビジネスモデル(特許出願中)に準拠して事業を行なうとしている。

主な事業内容として、携帯電話機/PHSへコンテンツを直接配信するのをはじめ、CD-ROM、衛星データ放送、インターネットなどで配布したコンテンツに対する再生用ライセンスキーを携帯電話を通じて販売する予定。当社はPHSへのコンテンツ配信からスタートし、携帯電話機や、レコード店のKIOSK端末などに配信先を拡大していく。なお、超流通方式は、森亮一名誉教授が'83年に提唱したソフト流通方式で、“所有すること”ではなく“使用すること”に対して、料金を支払う仕組みとなっている。

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