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バーテックス リンク、ウェブソフト事業をアジアで展開

2000年09月25日 17時11分更新

文● 編集部

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(株)バーテックス リンクは25日、シンガポールなどの南アジア地域と中国を中心とする北アジア地域に対して、サーバー型ホームページ閲覧規制ソフト『SmartFilter』とウェブアクセスレポーティングソフト『CyFin』(サイフィン)の販売を開始すると発表した。価格は、『SmartFilter for Asia』が50ユーザーで年間2920ドル(約31万4600円)からで、『CyFin for Asia』が25ユーザーで年間1650ドル(約17万7800円)から。初年度300万ドル(約3億2322万円)の売り上げを目指すという。

シンガポール、インドネシア、マレーシア、タイなどの南アジア地域に対しては、8月28日に販売上の業務提携を結んだ、日本電気(株)のシンガポール現地法人であるNECシンガポール社が、企業/政府/教育機関を対象に営業活動とサポートを行なう。

中国を中心とする北アジア地域に対しては、10月20日に天津市で開催するセミナーを皮切りに営業展開を開始する。同セミナーは天津市対外経済局/天津新技術産業園区管理委員会との共催によるもので、政府/公安委員会/学校/企業の関係者約300人が参加する予定。中国市場に対する販売は、地元のSI企業を通じて行ない、将来的にはサポートオフィスを設立する予定。

また、アジア市場で大企業を中心に急速に普及しているというキャッシングサーバーに、両製品をバンドルして販売することも計画しているという。

なお、SmartFilterの英語版は米Secure Computing社が、CyFinの英語版は米WaveCrest Computing社が開発し、バーテックス リンクは日本語/中国語のコントロールリストやデータベースを追加。今後はアジアで使用されている他言語への対応も予定している。2月に販売を開始したmartFilter for Asiaのコントロールリストには、英語サイト37万件、中国語4万件、日本語25万件を収録。最新リストは専用サイトからのダウンロード提供となる。

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