米マイクロソフト社は、20日(現地時間)、次世代ゲーム機『Xbox』対応ゲームソフトを開発している企業が150社を超えたと発表した。同社は、現在米国で開発中のXbox対応アクションゲームのデモとXboxの統一ロゴを発表しており、22日から千葉・幕張メッセで開催される『東京ゲームショウ』に合わせて国内向けに公開する予定。会場では、国内メーカー数社がXbox対応ゲームの開発表明を行なう見込みだ。
また、マイクロソフトの発表に合わせて、Xboxのゲーム開発の主要メーカーであるコナミ(株)が毎年10本以上のペースでXbox用ゲームタイトルを発表する見込みであることを公式に表明。Xbox発売に合わせて、アクションゲームの『クラッシュバンディグーX』、ホラーアドベンチャーゲームの『サイレントヒルX』、シューティングアクションの『メタルギアソリッドX』などのタイトルを開発中であると発表した。Xbox用ゲームの開発はこのほか、アクティビジョン、アンフォグラム、ミッドウェイ、カプコン、ナムコ、バンダイ、ハドソン、アイドス、THQなどが行なっている。
Xboxは、マイクロソフトが2001年秋の製品化を予定している次世代ゲーム機で、米インテルのPentiumIII、米エヌヴィディアのビデオチップ、容量64MBのDDR SDRAM、容量8GBのHDD、100Mbps対応のEthernet機能などを搭載している。OSのコアとなる部分にはWindows 2000カーネルを搭載し、DirectXのAPIにも対応。すでにPC用ゲームの開発を行なっているメーカーが移行しやすいのを特徴としている。
Xboxのロゴ |