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ECPLAZA、日本語で海外と貿易できるサイトをオープン

2000年09月19日 21時51分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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イーシープラザジャパン(株)は19日、日本語でオファー(売買の申し込み)ができる貿易のeコマースサイトを開始したと発表した。

同社は、韓国の投資会社AsiaIntro.comや韓国ECPLAZAなどが出資して8月に設立された会社。韓国、日本のほかに、中国や台湾、米国、アラブ首長国連邦、チリにECPLAZAの拠点を置いている。これらを結んだ貿易サイトには世界166カ国の約3万社が参加しており、1日に800件のオファー、貿易交渉数(問い合わせ数)が3500件にのぼっているという。

Webサイトの画面イメージ

貿易サイトは、英語でコンテンツを提供しているサイトのほかに現地語で提供しているサイトがある。同日に開始されたのは、日本語でコンテンツを提供するサイト。これにより、日本語でオファーができたり、海外からのオファーを日本語で読むことができる。日本からのオファーは、逆に英語や現地語に翻訳され、掲載される。

取り扱い品目は原材料や加工品、中古品など多岐に渡っている。同サイトは登録料や利用料金は無料でオファーも行うことができ、トランザクションでも課金されない。ただし有料コンテンツの利用や、付加価値サービス(信用照会や物流、保険など)を利用するときに、それの利用料金を支払う(これらのサービスは10月以降に順次開始)。

代表取締役兼CEOの元性黙(ウォン・ソンムク)氏は、「すべての企業が簡単に気軽に利用できる場になりたい。顧客満足度でナンバー1を目指す」と語った。目標については、「初年度に2万社の登録をめざす。2004年3月で20万社。中小企業の数から考えれば、これはおおけざな数値ではないと思っている」(根来晴人副社長兼COO)とした。

代表取締役兼CEOの元性黙氏

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