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NTT西日本、『まるde専用線』の販売を開始

2000年09月18日 22時56分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)は18日、専用線のようなセキュリティーを確保したイントラネットやエクストラネットを構築できるパッケージ商品群として『まるde専用線』シリーズを新たに販売すると発表した。

ラインアップの1つとして携帯IP接続サービス端末からイントラネットへアクセスし、電子メールやスケジュール管理、施設予約などのグループウェアが利用できる『モバイル・イントラネット』(TypeA/TypeB/TypeC)3種の販売を19日に開始する。

TypeA説明図

TypeAは、iモードおよびWAP対応携帯端末を利用して、イントラネットにあるメールサーバー(IMAP4対応)の電子メールを閲覧できるようにするシステム。価格は75万円。内訳は、メール用ゲートウェイソフト(20ライセンス)、メールゲートウェイサーバー(OSはLinux)、ルーター、UPSなど。ウェブメールの機能も搭載する。受信メールを選別できる電子メールのフィルタリング機能も持つ。セキュリティー機能は、携帯端末のIDや、ユーザー名と暗証番号の入力、SSLに対応。

TypeBは、iモード対応携帯端末から電子メール、スケジュール、施設予約、伝言、掲示板などのグループウェアを利用できるようにするシステム。価格は60万円。スケジュール帳の共有や、伝言メモ(テキスト)をサーバーに残せる伝言管理、会議室や機材等の施設予約ができる施設予約などの機能を搭載する。電子メール機能はTypeAと同じ。iモード対応グループウェアソフト(20ライセンス)、グループウェアサーバー(OSはLinux)、ルーター、UPSで構成される。

TypeC説明図

TypeCは、TypeBにデータベースシステム構築機能を加え、現場の最新データなどの情報収集をリアルタイムで行なえるようにしたシステム。価格は65万円。iモード対応グループウェアソフト(DB構築ソフト込み、15ライセンス)、グループウェアサーバー(OSはLinux)、ルーター、UPSで構成される。

なお、導入には別途工事費、消費税、回線施設費などが必要。また、ユーザーの要望やシステム環境により価格が異なる。販売地域はNTT西日本管轄地域(富山県・岐阜県・静岡県以西の30府県)となっている。

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