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NTTグループ、“株式会社エヌ・ティ・ティ・イフ”を設立

2000年09月18日 16時14分更新

文● 編集部

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日本電信電話(株)、およびNTTコミュニケーションズ(株)などNTTグループ企業8社は14日、“株式会社エヌ・ティ・ティ・イフ”(NTT-iF)を同日付けで設立したと発表した。これは、インターネットを利用して消費者が自分のライフスタイルやニーズにあった保険商品を効率的に選択し、契約まで完結できる“オンライン保険流通プラットフォーム”事業を目的とする会社。資本金は15億円で、株主構成はNTTが40%、NTTコミュニケーションズが20%、(株)NTTドコモが10%、東日本電信電話(株)が8%、西日本電信電話(株)が8%、(株)NTTデータが8%、NTTオートリース(株)が3%、NTTリース(株)は3%となっている。

NTT-iFでは、複数の内外の生命保険・損害保険会社と提携し、11月にウェブサイト“iF”を開設、最新の商品情報の提供、保険料のリアルタイム試算、保険の契約申し込み、および契約の締結、保険料の電子決済・コンビニ決済、契約後のiモードを活用した情報サービスの提供など、保険関連サービスの“情報化”を逐次図っていく。当初は“自動車保険”を中心に事業を開始するが、順次、海外旅行保険やその他の損害保険、2001年1月以降、完全自由化が予定されている“第三分野保険”など、取扱い商品を拡大していく予定。

顧客チャネルとしては、“iF”と、NTTグループが持つ検索サイト“goo”や、“OCN”、“ぷらら”、“ドリームネット”などのISP、急成長している“iモード”などを連携させるとともに、ほかの有力ISPとも提携を図り、見込み客に対する効率的なマーケティングを行なう。また、(株)ローソンと提携し、店頭に設置したキオスク端末『Loppi(ロッピー)』を使用しての資料請求、見積り試算、契約更改などのサービスも提供する予定。

なお、提携予定の生命保険・損害保険会社は、損害保険会社がアメリカンホーム保険会社、住友海上火災保険(株)、ソニー損害保険(株)、大東京火災海上保険(株)、東京海上火災保険(株)、三井海上火災保険(株)、安田火災海上保険(株)で、生命保険会社がアイ・エヌ・エイひまわり生命保険(株)、アメリカンファミリー生命保険会社、住友海上ゆうゆう生命保険(株)、東京海上あんしん生命保険(株)。

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