(株)ワイ・ディ・シーは13日、ドメインごとに異なるセキュリティー制限を可能にしたウェブユーザー管理システム『SecureTicket(セキュアチケット)』を開発し、販売活動を開始したと発表した。
同製品は、インターネットやイントラネット上のウェブサーバーに対するアクセスコントロールを行なうソフトウェア。ユーザーのアクセスごとに異なったパスワードを使用する“ワンタイムパスワード”を使用する。ユーザーの鍵メディアにはフロッピーディスクを採用し、フロッピーディスクコピー防止機能をサポートするという。ユーザーがウェブサーバーへのアクセスの際に、ユーザー名やパスワードを手入力しないのが特徴。また、多数のドメインごとに異なるアクセスコントロールを行なうバーチャルドメイン機能や128bitSSLに対応、RDB(リレーショナル・データベース)/LDAP(ライトウェイト・ディレクトリー・アクセスプロトコル)との連携し、インターネット上の利用者管理なども可能にしているという。
価格は500ライセンスで50万円。ISP/ASP向け料金は、初期導入費用が1回当たり10万円、月間運用費用が1ユーザーあたり100円としている。