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インフォミックス、DWH用RDBMSの最新版を発売

2000年09月12日 22時06分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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インフォミックス(株)は12日、データウェアハウスに特化したRDBMSの最新版、「Informix Red Brick Warehouse 6.1」日本語版を10月末から出荷すると発表した。価格は194万円(1CPU、1ユーザー)~。

同製品は、データ分析に特化した製品で、多量のデータや情報から検索、分析することを目的としている。6.1は6.0からのバージョンアップで、日米同時の出荷となる。

6.1では強化された主な点は、

  • 集計テーブルの自動更新
  • 実行速度の向上
  • JDBC 2.0(Java Database Connectivity)とODBC 3.5(Open Database Connectivity)のサポート(従来はそれぞれ1.0と2.0をサポート)

など。

対応OSは、AIX 4.3.2/4.3.3、Digital UNIX 4.0D/4.0E、HP-UX 10.20/11.00、Linux(Kernerl 2.2.12、glibc 2.1.2)、Solaris 2.6/2.7、Windows NT 4.0 SP5以降/2000。

石光輝信取締役副社長は、「昨年末に日米で同時に出荷すると発表した通りに、同時出荷の運びとなった。7月に米社のCEOが交代したが、Red Brickは継続して開発が行なわれる。今後はRed Brickを核としたソリューションの製品も出していこうと考えている」と述べた。

石光輝信取締役副社長

今後のバージョンでは、データマイニング機能の強化や、ANSI SQL-99 OLAP関数のサポート、同社の他製品(DataStage)などとの連携を強化していくという。約1年後には、7.0のリリースを予定している。新製品の出荷目標については、「1年間で、既存の顧客数350社をかなり超える数が目安」(石光氏)という。

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