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旭光学工業、一眼レフデジタルカメラを発売

2000年09月12日 20時45分更新

文● 編集部

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旭光学工業(株)は11日、“ペンタックス”ブランドより、一眼レフタイプデジタルカメラ『ペンタックス EI-2000』を下旬に発売すると発表した。価格は11万5000円。

『ペンタックス EI-2000』

『ペンタックス EI-2000』は、レンズをボディのほぼ中央に配置したデザインを採用し、見た目の安定感に加え、手持ち撮影時のバランスや操作感を35mm一眼レフカメラと同程度にした一眼レフデジタルカメラ。撮像素子は、フレームトランスファー方式の総画素数224万画素2/3型CCDを搭載。3倍ペンタックスズームレンズと米ヒューレット・パッカード社のASIC“HP ImagingTechnology”の搭載により、CCDの能力を最大限に引き出した高画質を実現したという。デジタルカメラ用OSの“Digita”を採用。カメラの機能をカスタマイズできるほか、将来バージョンアップすることも可能。

レンズの焦点距離は8.2mm~25.8mm(35mmフィルム換算で34~107mm相当)、F値はF2.5~F3.9、レンズ構成は7群8枚(非球面レンズを1枚使用)、フィルター径は49mm。ファインダーは視野率が95%で、倍率は0.45倍(8.2mm)から1.31倍(25.8mm)。本体から90度起こしてウエストレベルファインダーとしても利用できる2インチ約13万画素低温ポリシリコンTFTカラー液晶ディスプレーも搭載する。撮影範囲はノーマル時が0.5m~∞、マクロ時は0.2m~0.6m(TELE端では最短0.02m)。シャッターはメカニカル併用電子シャッターで、速度は約1/1000秒~約4秒。

記録画素数は1600×1280ピクセル/800×640ピクセル。マニュアル時の感度はISO 25/50/100/200/400相当。記録方式はExif2.1(JPEG)、TIFF(非圧縮)、DPOF対応。記録媒体はコンパクトフラッシュType IあるいはTypeII(マイクロドライブには非対応)。USBインターフェースを内蔵する。HP JetSend対応のプリンターに赤外線通信で直接印刷できる機能も持つ。

電源は、単3アルカリ電池4本(あるいは別売の単3リチウム電池/単3ニッケル水素電池)のほか、オプションの専用充電式リチウムイオンバッテリーやACアダプターが利用できる。

本体サイズは幅143.5×奥行き90.5×高さ105mmで、重さは540g(電池、CFカード含まず)。ケ-ス、ストラップ、ビデオケーブル、リモコン、単3形電池ホルダー、単3アルカリ電池4本、レンズキャップ、アイピースカバー、ホットシューカバー、8MBのCFカードが付属する。

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