バックウェブ(株)は11日、企業向けコミュニケーションシステム『BackWeb Foundation 5.01J』を発表した。これは、既存のネットワーキングアプリケーションのパフォーマンスを低下させずに大量のデータ、多数のユーザーに対応する企業向けのコミュニケーションシステム。『BackWeb サーバ』、『BackWeb開発ツール』、『BackWebクライアント』によって構成される。
『BackWeb サーバ』は、情報の収集と配信をするためのアプリケーション。あらゆるファイル形式での配信が可能。また、大量のデータでもネットワークへの負荷を最小限に抑えるべくバックグラウンドで配信するので、ユーザーは意識しなくても大きなファイルをダウンロードできるという。タイムリーな情報配信、特定の情報を配信する“ナローキャスト”機能を搭載する。ほかに、ネットワーク通信のアイドル時にデータを送信する“Politeテクノロジ”を双方向で行なえる“Plite Upstream”、指定されたファイルやディレクトリーをモニターし、変更が発生した場合、それを指定されたファイルにも適用する“AotoFile Update Manager”を搭載する。