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イメーション、暗号対応のスーパーディスクを発表

2000年09月05日 17時03分更新

文● 編集部

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イメーション(株)は1日、記憶領域を暗号化して隠蔽するスーパーディスク『Imation スーパーディスク セキュリティメディア』(SD EMX3)を発表、21日に販売を開始する。クリアケース1枚入りの3枚パックのみの販売で、価格はオープン(予想価格は3500円前後)。

『Imation スーパーディスク セキュリティメディア』

同製品は、120MBの容量を持つフロッピーディスクである“スーパーディスク”に、セキュリティープログラム(暗号化プログラム)を収録したもの。米イメーション社が開発したセキュリティープログラムにより、記録領域の一部を暗号化して仮想ドライブ化。仮想ドライブに保存された機密ファイルは、ツールーバー上の“鍵”アイコンをクリックすればロックされ、パスワードを入力すればロックが解除される。パスワードを知らないユーザーには、仮想ドライブが隠蔽され、アクセスできず、ファイル名さえ分からないという。

また、セキュリティープログラムをスーパーディスク内にあらかじめ収録するため、スーパーディスクドライブを使えるWindows 95/98/NT 4.0環境であれば、外出先のパソコンでも利用可能。さらに、暗号化の必要のない通常のファイルも、機密ファイルと一緒に保存できるという。スーパーディスク1枚当たりの容量は120MBで、そのうちユーザーが利用できる容量は115MB。同社では、企業での機密管理や、医療機関・行政機関・教育機関でのプライバシー保護などの用途を見込んでいる。

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