(株)ディアイエスは8月30日付けで、マイクロソフト(株)のグループウェア『Microsoft Outlook 2000』で設定した情報を、携帯電話で確認できるソフト『ケイタイ de み~る』を発表した。同社のホームページを通じて、4日に販売を開始した。30日間の試用が可能なシェアウェアで、価格は3000円。対応OSは、Windows 95/98/NT/2000。
『ケイタイ de み~る』で発行したウェブページを携帯で確認した画面 |
同製品は、Outlookの予定表の情報を携帯電話へとメールで送信する“ケータイ de コール”と、予定表や連絡先などの情報を携帯で閲覧できる“ケータイ de み~る”という2つのツールで構成される。ケータイ de コールの機能は、Outlookの1日分の予定一覧を携帯電話にメールで送信するというもの。予定の時間にメールで通知する“アラーム機能”も搭載する。インターネット経由のメール受信を行なえる携帯電話やPHSなら、すべての機種で利用可能としている。
一方、ケータイ de み~るの機能は、Outlookに設定してある個人のスケジュールなどの“予定表”、住所や電話番号などの“連絡先”、仕事の進捗状況などの“仕事”、文章などの“メモ”を、ウェブページとして発行するというもの。インターネットで公開可能なウェブサーバーを設定すれば、ボタンをクリックするだけでOutlookの情報をアップロードし、携帯電話で閲覧できるという。さらに、ウェブページの発行の際には、アクセス許可のためのパスワード設定を行なえる。利用可能な携帯電話は、iモード、EZweb、J-SkyWebのいずれかに対応した機種。