パーソナルメディア(株)は30日、BTRON仕様のOS『超漢字2』を、ナショナル セミコンダクター ジャパン(株)のプロセッサー『Geode』に移植し、携帯情報端末『Geode WebPAD』に対応した『超漢字2』を発表した。
『超漢字2』は、13万文字を実装できる多言語対応のOSで、(社)トロン協会のBTRONに準拠したもの。一方、『Geode』は、x86系アーキテクチャーを採用したプロセッサーで、CPUのほかにグラッフィック機能などの周辺機能も搭載。両社は、Geode WebPAD以外で、超漢字2とGeodeを搭載した情報端末や組み込み機器を開発できるよう、協力してハードウェアメーカーをサポートしていくとしている。なお、超漢字2搭載のGeode WebPADは、同日に東京で開催された“ナショナル セミコンダクターIAセミナー:IAが創る身近なインターネット世界”で展示された。