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エヌ・ティ・ティ エックスと三菱総合研究所、オンライン証券投資に関する調査を実施

2000年08月30日 18時51分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エックスと三菱総合研究所(株)は29日、オンライン証券投資に関する調査を実施したと発表した。調査は2000年5月10日から2000年5月23日の間、ウェブサイト“gooリサーチ”での一般公開型アンケート“オンライン証券投資に関するアンケート”の結果をもとにした。有効回収票数は7919票。それによると、全回答者のうち、オンライン証券投資の経験者は11.8%、オンライン証券利用者が感じるメリットの1位は“店頭に行かずに取り引きができる利便性”だった。一方、取り引きに伴う不安としては“個人情報の漏洩”“ネット犯罪の被害”が同率であり、1番多かった。

オンライン投資経験者が、証券会社を選ぶ基準で重要としたのは“手数料の安さ”で、“セキュリティー体制の充実”がそれに続いた。また、証券取り引きの経験については“現在オンライン取り引きと通常取り引きの両方を利用している”が39.8%となり第1位。また、オンライン取り引きを始めたきっかけは“新聞・雑誌の記事”が34.5%で最も多かった。

過去1年の累計投資額合計については“300万以下”という回答が75%を超えて第1位となった。オンライン取り引きを利用する理由については“店頭に行かずに取り引きができて便利”が42.2%で第1位。顧客サービスとして利用者が求めるものは、“株式情報・株価チャート”が34.1%で第1位となった。取り引きに伴う不安についてでは、“注文・個人情報の漏洩”と“ネットワーク犯罪の被害”がともに17.8%を占めて第1位となった。

オンライン経験のない人の“利用していない理由”としては“運用資金が不足”26.6%、“セキュリティー等の不安がある”17.9%、“どの商品が自分に合っているか不明”14.8%、“どの会社が取り引き先として適当か不明”14.1%という回答になったとしている。

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