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BCN総研、CATV回線接続利用者が昨年8月より7.1%増の13.4%へ増加と発表――IP接続も台頭

2000年08月28日 18時28分更新

文● 編集部 小磯 大介

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(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は25日、インターネット接続ユーザーのうち、ケーブルテレビ(CATV)接続の利用者数が拡大しているとする調査結果を発表した。それによると、2000年8月現在におけるCATV接続利用者は全利用者比の13.4%で、昨年同月の調査から7.1%の増加。BCN総研ではCATV接続利用者の高い満足度が口コミ効果を生み、ユーザーの拡大に貢献したと分析している。

2000年8月現在、家庭で利用されているインターネット接続回線は一般電話が最も高く48.4%(昨年8月調査時56.6%)、次いでISDNが29.9%(同33.8%)。これらが比率を落としている一方CATV接続利用者は増加しており、これは、CATVユーザーの95.5%が満足を感じていること(一般回線ユーザーは25.6%、ISDNユーザーは61.5%)が理由であると推測している。満足度調査では、CATV接続ユーザーの55.8%がその回線速度に満足しており、30.2%が通信料金に満足しているという結果となった。

なお今回の調査では、NTTのISDN常時接続サービスの利用者が早くも5.4%に達しており、新たな接続方法が台頭してきていることも明らかになっている。

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