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日立製作所、携帯電話や情報端末向けの12Mbit低消費電力SRAMを製品化

2000年08月25日 21時38分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は24日、携帯電話や携帯情報端末向けの、12Mbitの低消費電力SRAM『HM62V16768MIシリーズ』を製品化し11月にサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は5000円。併せて、8Mbit低消費電力SRAMを製品化、2.2V動作でアクセス時間55/70nsの『HM62V16512MIシリーズ』を9月に、1.65V動作でアクセス時間70nsの『HM62A16512MIシリーズ』を12月にサンプル出荷を開始する。サンプル価格は『HM62V16512MIシリーズ』の『MLPI-5』が3500円、『MLBPI-7』は3300円。『HM62A16512MIシリーズ』の『MLBPI-7』は3500円。

『HM62V16768MIシリーズ』

これらの3製品は、パッケージサイズが6.5mm×9.8mmの48ピンCSP(Chip Scale Package)を採用しており、携帯機器などの小型・軽量化が図れるという。12Mbit低消費電力SRAMは、チップ積層技術により4Mbitと8Mbitの低消費電力SRAMチップを積み重ね、48ピンCSPパッケージ化したもの。同社の8Mbit品と同面積で実装できるため、大容量メモリーを必要とする携帯情報機器の小型化が可能としている。また、ピン配置は4Mbitと8Mbitの上位互換性を持つほか、4Mbitと8Mbitのチップを独立に制御できるため、多様な使い方に対応できるとしている。構成は768kワード×16bit、アクセス時間は2.2V動作で70ns。

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