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住友金属システム開発、エントリー向けマルチブート&パーティション管理ソフトを発売

2000年08月25日 00時38分更新

文● 編集部

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住友金属システム開発(株)は24日、1台のパソコンでマルチブートを可能にし、フォーマットすることなくパーティション管理が可能な、米Vintage Solutions社の開発したマルチブート&パーティション管理ソフト『System Selector(システムセレクター)』完全日本語版を9月15日に発売すると発表した。価格は6800円。

『System Selector(システムセレクター)』完全日本語版のパッケージ

同製品は独自のOSを搭載し、BIOSチェック終了を待って動作。ユーザーのインストールしたOSが起動する前に起動し、マルチブートならびにパーティション管理環境を提供する。ユーザーのインストールしたOS上で動作しないため、各種常駐ソフトの動作やOS自体のトラブルといった影響などを受けない分、他社の同種製品に比べて安全性やパーティション変更時の処理速度が向上するという。ブートセクターの自動バックアップ機能を搭載しており、ブートセクターのトラブル時にも修復オプションから復旧が可能。また、同製品自体がトラブルを引き起こした場合のためにリカバリーCDが付属する(リカバリーCDはWindows用で、リカバリーCDからのブートは不可能)。メニューは完全日本語表記され、マウス操作も可能と、初心者でも扱いやすいようになっているという。

ブートメニュー
パーティションマネージャ

Windows 3.1/95/98/Me/NT/2000などのほか、Linux、BTRON、BeOSなど、PC/AT互換機上で動作するOSをマルチブートできる。お互いのシステムを隠せるため、同一パーティション内に複数のOSをインストールできるのが特徴。ただし、対応するファイルシステムはFAT16/32のみで、NTFSを利用する場合などは、同製品でディスクIDを変更したうえ、当該ファイルシステムでフォーマットする必要がある。

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