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CoolerMasterから強力な冷却機能を搭載したアルミ製サーバーケースが登場!

2000年08月25日 00時26分更新

文● ASCII DOS/V ISSUE編集部 小板謙次

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アルミ製サーバーケースと言えば、星野金属工業(ソルダム)が先鞭をつけて話題になったが、この度、CoolerMasterもサーバーケースに総アルミを採用し、一部のショップで発売を開始した。

今回ショップで販売されているのは「ATC-310」シリーズ。フロントは同社のアルミ製ミドルタワーケース「ATC-200」にそっくりで、黒とシルバーのツートーンカラーになっている。サイズは363(W)×592(D)×558(H)mmと、フルタワーのような高さはないが、若干幅広タイプとなっている。内部は大きく左右に、HDDと電源スペース、マザーボード設置スペースに分かれ、比較的余裕がある。ベイは5インチ×5、3.5インチ×1,シャドウベイ3.5インチ×5。搭載電源は400Wでケース後部底面に設置されている。ショップでは確認できなかったが、ホームページにはマザーボード部を引き出せるドロアー式になっていることを示唆する記述も見られる。

特徴的なのは、徹底的にこだわった冷却機構。まず、背面についている8cm角のファンのほか、シャドウベイのすぐそばに、巨大な12cm角のファンが縦に並んでいるのが目をひく。また、約30cmのポール状のファンがマザーボード装着パネルに沿って立っているのも、これまでのケースにはないユニークな機構だ。ポール状のファンはホームページではCrossFanと書かれているが、いわゆる家電製品にも使われているエアフロー用のファンに近いものだと思われる。これにより、ケース内にまんべんなく空気の流れを作り出すことができ、基板の冷却も兼ねる。

実売価格は8万9800円。秋葉原のパーツショップ「高速電脳」で展示中だ。

高速電脳で展示中のCoolerMaster製サーバーケース
ケース前面は同社の「ATC-200」にそっくりで、黒とシルバーのツートンカラー
3.5インチシャドウベイの横に設置された巨大な12cm角のファン
約30cmのポール状のファンが縦に搭載されており、まんべんなくエアフローを作り出す

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