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米インテル、USB 2.0対応の周辺機器の製品化を促進する“USB 2.0周辺機器インテグレーション・ラボ”の開設を発表

2000年08月24日 17時10分更新

文● 編集部

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インテル(株)の23日付けの報道資料によると、米インテル社は22日(現地時間)、USB 2.0対応の周辺機器の製品化を促進するため、“USB 2.0周辺機器インテグレーション・ラボ”を開設したと発表した。

これは、USB 2.0対応の周辺機器の開発者に対して、不具合の解析や修正などのデバッグ作業を支援し、USB 2.0仕様との互換性や相互運用性を検証できるように、トレーニング、サービス、試験設備などを無償で提供するというもの。米国カリフォルニア州サンノゼで22日から24日まで開催された開発者向け技術フォーラム“Fall 2000 Intel Developer Forum”で公表された。このほか、同社は、USB 2.0仕様と互換性を確認する『USB 2.0周辺機器エミュレーター』や『USB 2.0 PDK(Peripheral Developer Kit)』などの開発ツールを、開発者向けに提供している。

USBインプリメンターズ・フォーラムの会長を兼務する同社のジェイソン・ジラー(Jason Ziller)技術イニシアティブマネージャーは、「インテルはラボとツール類の提供を通じて開発者を支援し、USB 2.0対応機器の製品化を促進し、エンドユーザーが高性能な次世代周辺機器をいち早く活用できるように努力している」と述べている。同社は、USB 2.0に対応したデスクトップパソコン向けマザーボードとチップセットは、2001年に発表するとしている。

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