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三菱電機、3000ルーメンの輝度を実現した液晶プロジェクターを発売

2000年08月23日 21時23分更新

文● 編集部 井上猛雄

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三菱電機(株)は22日、3000ルーメンの輝度を実現したマルチメディア対応液晶プロジェクター『LVP-400』を9月18日より発売すると発表した。

3000ルーメンの輝度を実現した新製品の液晶プロジェクター『LVP-400』

この明るさは光学系を改良し、各画素ごとにマイクロレンズを組み込んだTFT液晶パネルや、250Wの光源ランプ(従来は190W)を採用することで実現したもの。大会議室などで照明を調整せずにプレゼンテーションが行なえる。

また色調の再現には、独自のナチュラルカラーマトリクス方式をアップグレードした色変換システムを搭載した。RGB、YMCの色あいを独立して制御するほか、それぞれの色の濃淡も調整できるようになったため、最適な色補正が行なえる。この技術は液晶プロジェクターだけでなく、液晶ディスプレーにも利用していく。

従来製品との明るさの比較。左から1350ルーメンの『LVP-X200』、2100ルーメンの『LVP-X300』、3000ルーメンの『LVP-X400』。明るさの違いがはっきり分かる

これ以外の機能として、PC画像とビデオ画像を親子画像として同時再生する“PinP(ピクチャーインピクチャー)機能”、最大25倍(5×5倍)まで画像の一部分を拡大できる“デジタルズーム機能”、表示が台形にゆがんだスクリーン映像をリモコンで補正できる“ダイレクトキーストン機能”なども装備する。

入力信号はRGBまたはNTSC/PAL/SECAMなど。RGB端子にデジタルRGB信号に対応するDVIも装備。解像度はPC接続時で640×400ドット(VGA)から1280×1024ドット(SXGA)に対応。外形W299×D367×H133mm、重量6.7Kg。価格は130万円。

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