インターキュー(株)は22日、マイクロソフト(株)と共同で、ドメイン登録およびホスティング事業を行なう新会社“株式会社お名前ドットコム”を10月初旬に設立すると発表した。代表取締役にはインターキューの代表取締役社長である熊谷正寿氏が就任する。出資比率は、インターキューが82%、マイクロソフトが15%、その他が3%。本社は東京都渋谷に置かれる。新会社でのサービスの開始は10月を予定している。ドメイン登録専業会社の設立は国内では初めてという。
ドメイン登録サービスは、1999年9月10日に開始した一般向けのドメイン登録サービス“お名前.COM”を展開させたもの。ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)と米Network Solutions社(NSI)に認定されたgTLD(generic Top Level Domain)の登録業務が行なえるレジストラーとして、業務を行なうことになる。登録料金は2年の場合7200円(65.45ドル)で、1年から10年までの契約が可能となっている。
今回の新会社設立は、今後成長が見込めるドメイン登録ビジネスを展開するうえで、マイクロソフトが運営するポータルサイト“MSN”の集客力と、Windows NTのホスティング技術が最適であると判断したことによるという。同社では、来年にはTVを利用したキャンペーンも考えているという。
