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雑誌編集長やキャスターなど50人がエディターで参加――女性向けコミュニティーサイト“eWoman”

2000年08月22日 23時04分更新

文● 伊藤咲子

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(株)イー・ウーマンは22日、9月25日オープンの女性向けコミュニティーウェブサイト“eWoman”のコンテンツに関する記者発表会を開催した。メインとなる企画は、仕事や恋愛、美容などに関する“お題”を設け、ユーザーから投稿を募集するというもの。エディトリアルディレクターの松永真理氏を中心に、(株)リクルートや(株)日経BPなどの雑誌編集長やニュースキャスター、弁護士など50人がゲストエディターとして参加する。

下段左より、イー・ウーマン社長の佐々木かをり氏、イメージキャラクターのモデルのはなさん、エディトリアルディレクターの松永真理氏。上段・中段は、ゲストエディターの面々

開設当初に予定しているコンテンツは、(1)今日のニュース、(2)ユーザー投稿からなる“テーマ・ランキング”、(3)ファッションモデルはなさんのコラム、(4)今日の占い――など。

テーマ・ランキングで投稿を募集する“お題”は、仕事やマネー、恋愛や健康、ファッションやグルメといった、“eWoman”のコアターゲットである25~35歳の女性を意識した11のジャンルに沿うもの。50人のゲストエディターが交代で、毎週月曜日に11のテーマを発表する。

松永氏いわく、同コーナーのキーコンセプトは「今を“サマる”(Summaryする)」。ゲストエディターは、自分が設定したテーマに対して、ユーザーの書き込みを総括するコメントを、当番の週のあいだ毎日掲載する。さらに松永氏自らが、その週の動きを総括するコメントを毎週土曜日に掲載するという。

松永氏。リクルートの雑誌『とらばーゆ』の元編集長、iモードの開発者の1人として知られる。50人のゲストエディターは、「松永氏と佐々木氏の人脈によるところが大きい」(広報)という

“eWoman”の当面の収入源は、広告とマーケティングサービス。来年早々にも、“eWoman”のサイト内で商品が買えるEコマースも開始する予定だ。松永氏はサイトのパブリシティについて、「テレビCMや電車の中吊りでガンガン広告ということは、あえてやらない。口コミで広がっていくのがベスト」とした。

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