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マイクロソフト、Windows CE 3.0日本語版の受注を開始

2000年08月22日 21時20分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は22日、『Microsoft Windows CE 3.0 日本語版』を発表し、注文受付けを開始したと発表した。同ソフトは、組み込みシステム開発者向けの製品で、“Microsoft Windows CE ディストリビューター”を通じて入手できる。

『Microsoft Windows CE 3.0 日本語版』は、32bitデバイス向けのモジュール型組込みシステム向けOS。主な特徴は、コンポーネントの推進、リアルタイムサポートの強化、DirectXやWindows Mediaテクノロジーなどのマルチメディア機能が組み込まれた。また、ウェブサーバーの“HTTP Server”やInternet Explorer 4.0相当のブラウザーなどのインターネット機能、DCOM for Windows CEによるアプリケーションの作成と配布のための機能が追加された。同OSは、10ヵ国の言語で提供される。

併せて、開発ツール『Windows CE Platform Builder 3.0 日本語版』を発表した。これは統合開発環境であり、設定、作成、デバッグなどが行なえる。ハードウェア支援などのシステムレベルのデバッグのほか、サードパーティーによる開発ツールの統合開発環境への組込み機能などを持つ。Visual BasicとVisual C++を組込みソフトウェア開発用に最適化した『eMbedded Visual Tools 3.0』も同梱される。なお、『Platform Builder 2.21』ユーザーに対しては、無償で『同 3.0』へのアップグレードが用意されている。

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