日本電気(株)は、同社が製造・販売するワークステーション『Express5800シリーズ』のラインナップに、Pentium
III-550MHzを搭載したモデルを追加することを発表した。発表されたモデルは『Express5800/120Lc』、『Express5800/55Wb』、『Exoress5800/53Wc』の3機種。
Express5800/120Lcは、ディスクレスタイプのサーバーモデルで、内蔵HDDはオプション。18GBのHDD(Ultra2
SCSI/Ultra SCSI)を最大4台、合計72GBまで搭載できる。対応RAIDレベルは0、1、5、6。メモリーは64MB(SDRAM、最大2GB)搭載する。31日に出荷開始予定で、価格は84万円。
Express5800/55Wbは、256MBのメモリー(SDRAM)と8.6GBのHDD(Ultra2 SCSI)を搭載したワークステーションモデル。グラフィックスシステムとして、独エルザ社の『GloriaSynergy+』および同社が開発した『TE3A』、『TE3AL』が選択できる。本日出荷を開始しており、価格はGloriaSynergy+搭載モデルが96万円、TE3AL搭載モデルが129万円、TE3A搭載モデルが169万円。
Express5800/53Wcは標準で13GBのHDD(UltraATA)を搭載した普及モデル。マイクロタワー型筐体を採用した省スペース性が特徴。128MBのメモリー(SDRAM)を搭載する。本日出荷を開始しており、価格はGLoriaSynergy+搭載モデルが59万8000円、Oxygen
GMX搭載モデルが84万8000円。なお、Express5800/53Wcは、PentiumIII-500MHzを搭載し、21インチCRTディスプレイを付属した『3Dセットモデル』が提供される。Express5800/53Wc
3Dセットモデルは6月下旬出荷開始予定で、価格は95万円。