日本オラクル(株)は、『Oracle8i』の最初のバージョンとなる『Oracle8i
Enterprise Edition for Sun SPARC Solaris Release8.1.5』の出荷を31日に開始する。
Oracle8iは、Oracle8をベースとしてウェブサイトやJava環境を統合するために拡張されたDBMS(データベース管理システム)。クラスタリング機能の拡張、Javaによる開発機能の拡張、マルチメディアコンテンツ管理機能、サーバーサイドJavaVM、分散オブジェクト機能などが特徴。
同社は評価版と資料の提供、および技術トレーニングの提供を7月に開始した上で、次期バージョンの『Oracle8i
Release8.1.6』から正式出荷を開始する予定。Oracle8i Enterprise Edition
Release8.1.5は、今回出荷のSun SPARC Solaris版に加え、7月にWindows NT版とHP-UX版、AIX版、Compaq
Tru64 UNIX版のリリースを予定している。価格はUNIX版が8同時ユーザーライセンスで320万円、Windows
NT版が8同時ユーザーライセンスで160万円。
なお、『Oracle8i Workgroup Server Release8.1.5』および『Oracle8i Personal Edition
Release8.1.5』の出荷は8月以降を予定している。