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富士通、企業向けノートパソコン『LIFEBOOKシリーズ』8機種を発表

1999年05月19日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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富士通(株)は、企業向けノートパソコンパソコン『FMV-BIBLO LIFEBOOKシリーズ』8機種67モデルを発表した。ラインナップは、デザインを一新したA4サイズノートパソコン『FMV-6336NU4/L』『FMV-6333NU4/X』『FMV-6333NU4/W』『FMV-6333NU4/Y』の4機種と、本体前面に拡張ベイを2個持つA4ノート『FMV-633NU4C/W』、A4サイズ薄型の『FMV-6333NS4/X』、B5サイズ薄型の『FMV-6333MF4/W』、A5サイズ薄型の『FMV-6300MC4/W』の合計8機種。6300MC4/Wを除く全機種がポインティングデバイスにはフラットポイントを採用している。また、同社のBTO(Build to Order)にあたる、カスタムメイドにも対応する。

A4サイズノートパソコン

一体型のA4サイズノートパソコン『NU』シリーズは、CPUにモバイルPentium II-366MHzを搭載する『FMV-6336NU4/L』と、モバイルPentium II-333MHzを搭載する『FMV-6333NU4/X』および『FMV-6333NU4/W』、モバイルCeleron-333MHzを搭載する『FMV-6333NU4/Y』が用意されている。



製品名の末尾にあるアルファベットは、液晶ディスプレーのサイズを表しており、Lは14.1インチTFT、Xは13.3インチTFT、Wは12.1インチTFT、Yは13.0インチHPA(High Performance Addressing)を採用する。

CPUと液晶ディスプレー以外の仕様は共通で、メモリーはECC付きのSDRAMを標準で32MB搭載する(最大256MB)、HDDはUltraDMA/33対応の4.3GBを搭載する(Yモデルは3.2GB)。グラフィックスアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社製のRAGE Mobility-P(4MB)を採用し、1024×768ドットで、1677万色同時表示が可能(Wモデルは800×600ドットで、1677万色)。本体のサイズは幅308×奥行き266×高さ42mmで、重さは約2.9~3.3kg。

モデルは、搭載するOS(Windows 95/98/NT)の種類と、CD-ROMドライブ搭載の有無、10/100BASE-TXインターフェースの有無で各機種12モデル用意されており、合計4機種48モデルの構成となる。価格は構成により異なるが、Windows 98を搭載し、CD-ROMドライブとLANインターフェースを搭載した場合、Lモデルで44万円、Xモデルで39万円、Wモデルで35万円、Yモデルで28万円。6月中旬に出荷を開始する。

フロント2ベイ、A4サイズノートパソコン

『FMV-633NU4C/W』は、CPUにモバイルCeleron-333MHzを搭載し、メモリーはSDRAMを標準で32MB搭載する(最大160MB)。HDDはUltra DMA/33対応の4.3GBを搭載する。液晶ディスプレーは12.1インチのTFTを搭載する。グラフィックスアクセラレーターは米Trident Microsystems社のCyber 9388(2MB)を採用し、最大解像度は800×600ドット、1677万色同時に表示可能。標準で10/100BASE-TXインターフェースを搭載する。



本体の正面に2個の拡張ベイがあるのが特徴で、標準では着脱式のFDドライブが内蔵される。ベイにはオプションのCD-ROMドライブ、DVD-ROMドライブ、バッテリーユニット、HDDユニットを装着できる。

モデルは、搭載するOS(Windows 95/98/NT)と、拡張ベイ用バッテリーが付属するかしないかにより6種類ある。本体のサイズは幅309.8×奥行き248×高さ49mm、重さは約2.9kg(バッテリー付属モデルは3.1kg)。価格は、Windows 98を搭載し、ベイ用のバッテリーが付属するモデルで27万8000円。6月中旬に出荷を開始する。

A4サイズ薄型

『FMV-6333NS4/X』は、CPUにモバイルPentium II-333MHzを搭載し、メモリーはECC付きのSDRAMを標準で32MB搭載する(最大160MB)。HDDはUltra DMA/33対応の4.3GBを搭載する。液晶ディスプレーは13.3インチのTFTを搭載する。グラフィックスアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicGraph 128XD(2MB)を採用し、最大解像度は1024×768ドットで、6万色同時表示が可能。

標準でV90/K56flex対応の56Kbpsモデムを搭載する。本体のサイズは幅303×奥行き239×高さ25.4mm、重さは約1.98kg。モデルは、搭載するOS(Windows 95/98/NT)により3種類用意される。価格はWindows 98を搭載したモデルで37万8000円。6月中旬に出荷を開始する。



B5サイズ薄型

『FMV-6333MF4/W』は、CPUにモバイルCeleron-333MHzを搭載し、メモリーはSDRAMを標準で32MB搭載する(最大160MB)。HDDはUltra DMA/33対応の4.3GBを搭載する。液晶ディスプレーは12.1インチのTFTを搭載する。グラフィックスアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicMedia 256AV(2.5MB)を採用し、最大解像度は800×600ドットで、1600万色同時表示が可能。本体のサイズは幅283×奥行き222×高さ22.5mm、重さは約1.68kg。モデルは、搭載するOS(Windows 95/98/NT)と、V90/K56flex対応の56Kbpsモデム、および10/100BASETXインターフェースのどちらか一方を選択する6モデルが用意されている。価格はWindows 98とLANインターフェースを搭載するモデルで30万8000円で、6月中旬に出荷を開始する。



A5サイズ薄型

『FMV-6300MC4/W』は、CPUにモバイルCeleron-300MHzを搭載し、メモリーはSDRAMを標準で32MB搭載する(最大160MB)。HDDはUltra DMA/33対応の4.3GBを搭載する。グラフィックスアクセラレーターは米NeoMagic社製のMagicGraph 128XD(2MB)を採用し、最大解像度は800×600ドットで、1677万色同時表示が可能。ポインティングデバイスはクイックポイントIIIを搭載する。また、標準でV90/K56flex対応の56Kbpsモデムを内蔵する。

モデルは、搭載するOS(Windows 95/98)と、タッチパネル機能の有無で4種類が用意される。タッチパネルモデルの場合は標準で専用タッチペンが付属する。本体のサイズは幅230×奥行き170×高さ29mm、重さは約1.1kg(タッチパネルモデルの場合高さ31mm、重さ約1.2kg)。

価格はWindows 98を搭載し、タッチパネルを搭載しないモデルで26万8000円で、6月中旬に出荷を開始する。

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