ソニー(株)は、バイオマイクロタワー『Rシリーズ』の最上位機種でPentium
III-550MHzを搭載する『PCV-R70シリーズ』を発表した。『Rシリーズ』は、TVチューナー付きMPEG-2リアルタイムエンコーダーボードを搭載し、プレインストールソフトの『Giga
Pocket』を使ってビデオ録画、再生、編集を行なえる。
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バイオマイクロタワー『PCV-R70シリーズ』 |
本日発表の『PCV-R70シリーズ』は、20GBのHDDを搭載し、MPEG映像録画時に、高画質モードで約4時間24分、標準モードで約8時間41分、ビデオCDで約23時間42分録画できる。『PCV-R70シリーズ』には、メディアコンバーター機能が装備されており、i.LINKを介して従来の8mm/VHSビデオもDVノンリニア編集が可能という。また、標準搭載メモリーが128MB、グラフィックアクセラレーターにカナダのATIテクノロジーズ社の『ATI
RAGE 128GL』を搭載する。そのほか、アプリケーションとして、アドビシステムズ(株)のビデオ編集ソフト『Adobe
Premiere 5.1日本語版』フルバージョンをプリインストールする。
発表したのは、『PCV-R70』単体モデルとTVチューナー付き17インチディスプレーが付属する『PCV-R70TV7』の2モデル。価格はいずれもオープンプライス。推定小売価格は、『PCV-R70』が35万円前後、『PCV-R70TV7』が43万円前後。両モデルとも発売は6月12日。
| PCV-R70 | CPU | Pentium III-550MHz | チップセット | 440BX AGPsetチップセット(100MHz) | メモリー | 128MB(最大256MB)SDRAM | HDD | 約20GB(UltraATA)、C:約3.7GB、D:約15GB(高画質モードでの録音時間は約4時間24分、標準:約8時間41分、ビデオCD:約23時間42分) | グラフィックアクセラレーター | ATI RAGE 128GL | ビデオメモリー | 16MB(SDRAM) | MPEG2リアルタイムエンコーダーボード | TVチューナー付き(1?62チャンネル、ステレオ、2カ国語)、ビデオキャプチャー機能(ビデオ入力→MPEGリアルタイム変換機能)、S-ビデオ、コンポジット入出力端子、オーディオ入出力端子、圧縮モードを選択可能(高画質モード、標準モード、ビデオCDモード)、メディアコンバーター機能 | オーディオ機能 | Aureal Vortex2、AC97準拠3Dサウンド対応 | FDD | 3.5型 | CD-RWドライブ | CD-RW(読み出し24倍速(CD-RWは最大4倍速)、書き込み4倍速(CD-RWは最大2倍速) | 外部接続端子 | キーボード(PS/2)、マウス(PS/2)、シリアルポート(RS-232C、D-sub 9ピン)、パラレルポート(D-sub25ピン)、USB×2、外部ディスプレイ出力[D-sub 15ピン(専用mini端子)、i.LINK端子 S400(6ピン)×1、i.LINK端子S400(4ピン)×1、オーディオ入力、ヘッドホン出力、ディスプレー出力、MIDI/ゲーム、モデム用モジュラージャック×2、MPEG2リアルタイムエンコーダーボード用入出力端子 | 拡張スロット(空きスロット数) | PCI×3(1)、AGP×1(0) | 拡張ベイ | 3.5インチ(HDD用)、5インチ | 内蔵FAX/モデム | 56Kbps/14.4Kbps(FAX時) | サイズ | 幅220×高さ352×奥行き394mm(突起部含まず) | 重さ | 約12kg | |
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