富士通(株)は、64Mbit SDRAM『MB81F643242B』と『MB811L643242B』の2製品を開発し、サンプル出荷を開始した。サンプル価格は2000円。8月から量産を開始する予定。
MB81F643242Bは動作電圧3.3V、動作周波数は143MHz。MB811L643242Bは、動作電圧2.5Vで動作周波数100MHz。両製品とも、SCITT(スキット:
Static Component Inter-connection Test Technology)と呼ばれるLSI相互接続試験を行なうための技術を採用している。SCITTは同社とオランダのフィリップス社が昨年11月に共同開発した技術で、従来数秒かかっていた実装後のLSIの相互接続試験を、数ミリ秒にまで短縮する。