トレンドマイクロ(株)は、ウイルス対策情報と技術サポートに関する資格認定制度“トレンドマイクロ・アンチウイルス・エキスパート(TCAE)”と“トレンドマイクロ・セキュリティ・エキスパート(TCSE)”を5月より発足する。対象は、企業の情報システム管理者やシステムエンジニア。
同社では従来から、ワクチンバンク加盟SI企業を対象に、“ワクチンバンク・エバンジェリスト”の資格制度を実施してきた。今回発表された資格認定制度は、このワクチンバンク・エバンジェリストを刷新したもので、ワクチンバンク・エバンジェリスト資格を持っている場合は、そのままTCAEへ移行される。
TCAEは、トレンドマイクロ製品販売に携わるシステムエンジニアや、システム管理者が対象。コンピューターウイルスの基礎知識と最新動向、ウイルス対策技術を盛り込んだ内容となっている。一方、TCSEはTCAE資格取得者を対象としたもので、“インターネット/メールコース”、“サーバ/クライアントコース”、“コンテンツセキュリティコース”が用意されている。
TCAE、TCSEとも、同社のセミナーを受講した上で、同社が実施する試験に合格することで取得できる。資格取得者は、同社の定期セミナーやウェブによる技術情報サービスなどを受けられるほか、同社の技術問い合わせ窓口を利用できるようになる。