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クロスウェイブ コミュニケーションズ、低価格な“高速バックボーンサービス”を開始

1999年04月05日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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 (株)クロスウェイブ コミュニケーションズは、4月末から“高速バックボーンサービス”を開始すると発表した。同サービスは、2点を高速デジタル回線で接続するもの。今回、1.5Mbps、45Mbps、150Mbps、600Mbpsの高速サービスを提供する。他のサービスと比較して、この大容量ネットワーク回線は、コストが安いのが特徴だという。例えば、日本電信電話(株)の高速ディジタル伝送サービス(HSD)と比較すると、408km圏で384KBpsの回線を利用した場合とほぼ同コストで1.5Mbpsのサービスを利用できるという。

 なお、料金体系は、以下の表の通り。*600Mbpsについては、4月末のサービス開始時までに価格を設定するという。


1.5Mbps 45Mbps 150Mbps 600Mbps
~200km 200,000円 2,400,000円 4,800,000円 *
~600km 300,000円 3,600,000円 7,200,000円 *
600km超 400,000円 4,800,000円 9,600,000円 *


月額利用料金

 当面、同サービスは東名阪、北陸地域の25ヵ所で提供される。'99年10月末には北海道から九州までの全国45ヵ所、2000年3月末までには、全国の都道府県(沖縄を除く)の80ヵ所でサービスを提供する予定だという。

(株)クロスウェイブ コミュニケーションズ代表取締役社長の鈴木幸一氏(株)クロスウェイブ コミュニケーションズ代表取締役社長の鈴木幸一氏



 また、“ネットワークプラットフォームサービス”、“ダイヤルアップポートサービス”、 “コロケーションサービス”、“ネットワーク監視サービス”を順次開始する予定で、'99年度の売上高目標は60億円だという。

 (株)クロスウェイブ コミュニケーションズは、(株)インターネットイニシアティブ(IIJ)とソニー(株)、トヨタ自動車(株)の3社が'98年10月28日に共同で設立した第一種電気通信事業者。

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