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米コンパック、反射型カラー液晶を採用した初のパームサイズPCを発売

1999年03月03日 00時00分更新

文● 報道局 桑本美鈴

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 米コンパックコンピュータ社は、同社初のパームサイズPC『Compaq Aero 2100 Color Palm-size PC』を発表した。価格は449ドル(約5万5000円)から。OSはWindows CE for Color Palm-size PCs。パームサイズPC製品としては初めて、反射型のカラーTFT液晶ディスプレーを搭載しているのが特徴。



 反射型カラー液晶ディスプレーは、解像度240×320ドットで256色表示が可能。タッチ式ディスプレーとなっており、付属のスタイラス(専用ペン)か指先でデータ入力を行なえる。フロントライトはhighかlowの明暗を設定できる。アラームは、“chirp”音、振動、無音声の3種類から選択可能。

 本体は充電式リチウムイオンバッテリー使用で連続10時間駆動する。本体サイズは高さ134×幅85×厚さ20mm、重量は260g。本体カラーはメタルシルバー。本体側面にはマウスの変わりに利用する“ダイヤル”を備え、画面スクロールやメニュー実行などを行なえる。

 デスクトップPCとデータを連動できるクレードル(専用ドック)が付属するほか、バッテリーチャージャー付きのデラックスクレードルもオプションで用意されている。

 価格は、メモリーを8MB搭載したモデルが449ドル(約5万5000円)、メモリーを16MB搭載しアプリケーションCD-ROMを付属したモデルが499ドル(約6万円)、メモリーを16MB搭載し、デラックスキャリングケース、リチウムイオンバッテリー、アプリケーションCD-ROM、デラックスクレードルを付属したモデルが549ドル(約6万7000円)。北米では今週中に出荷を開始するほか、同社のオンラインショップサイト“Compaq DirectPlus”でも購入できる。

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