日本テキサス・インスツルメンツ(株)は、RISCプロセッサーのかわりにDSP(Digital Signal Processor)を採用し、カラー・レーザー・プリンターの印刷を高速化する印刷技術『xStream DSP Technology』を発表した。同技術は、カラー・レーザー・プリンターの画像処理開発のための総合的なハードウェアおよびソフトウェア環境を提供するもの。チップセットのほか、各種インタープリター、開発ツールなどで構成されている。ハードウェアには、同社の60MHz DSPを採用しており、'99年後半には200MHz DSPへの移行が予定されている。現在、同社は各プリンターメーカーと同技術を用いたシステム開発を進めており、量産出荷は'99年第3四半期を予定している。