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日本HP、日本語Windows CE H/PC Proを採用した『HP Jornada 820』を発表

1999年02月22日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 日本ヒューレット・パッカード(株)は、日本語Windows CE Handheld PC Professional Editionを採用したハンドヘルドPC、『HP Jornada 820』を発表した。

『HP Jornada 820』。ディスプレーはタッチパネル仕様ではなく、ポインティングデバイスはキーボード手前のタッチパッドになる
『HP Jornada 820』。ディスプレーはタッチパネル仕様ではなく、ポインティングデバイスはキーボード手前のタッチパッドになる



 HP Jornada 820の主な仕様は表の通り。特徴としては、標準バッテリーで13.5時間、オプションの長時間バッテリー(3万円)では21時間という駆動時間の長さと、キーピッチ17.5mm、キーストローク3mmというキーボードの2点。なお、この長時間バッテリーは標準バッテリーの代わりに装着するもので、同じサイズながら100g重い。オリジナルソフトとして、HP 620LXユーザーに好評の月間表示可能なスケジューラー『HP Jornadaビューア』、ビジネス電卓、ファックスソフト、ダイヤルアップウィザード、英和/和英辞書などを搭載する。

 価格は14万8000円で、3月上旬出荷予定。HP 620LXおよびHP 200LXも継続して販売される。
HP Jornada 820は、昨年秋に米国で発表された同製品の日本語版で、米国版とはOSの他、キーボードと添付ソフトウェアが異なる。なお、“Jornada”とはポルトガル語で旅を意味し、英語の“Journey”にあたる。



HP Jornada 820


CPU


Intel StrongARM-190MHz


メモリー


RAM16MB(最大32MBユーザー交換不可)


ディスプレー


8.2インチSTN液晶(640×480ドット、256色表示)


サイズ


幅246×奥行き178×高さ33mm


重さ


1.1kg


スロット
PCカードスロット(Type II)×1、コンパクトフラッシュスロット(Type II)×1


インターフェース


シリアルポート、赤外線ポート(4Mbps)、USB、外部モニター出力


その他


56Kbps(V.90)モデム、スピーカー、マイク内蔵


バッテリー駆動時間


13.5時間(標準バッテリー使用時)

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