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BTコミュニケーションサービス、“第2回ビッグ・バン フォーラム”開催

1999年02月17日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 BTコミュニケーションズ・サービス(株)は、“第2回ビッグ・バン フォーラム~金融ビッグ・バン時代を勝ち抜くためのテクノロジー~”を開催した。同社(BTCS)は、イギリスの大手通信会社ブリティッシュテレコム(BT)が、大手商社の丸紅(株)との合弁で設立した第一種電気通信事業者。

 同フォーラムでは、日本BT(株)のSteve Philips(スティーブ・フィリップス)マネージャーが、BTのシステム・インテグレーション事業部である“Syntegra(シンテグラ)”に関する説明を行なった。

日本BT(株)のSteve Philips(スティーブ・フィリップス)マネージャー日本BT(株)のSteve Philips(スティーブ・フィリップス)マネージャー



 SyntegraはBTのシステムインテグレーション事業部の名称で、'99年3月期の通期決算では6億5000万ポンド(約1200億円)の売り上げを計上する見通し。Syntegraは金融機関を中心に世界50ヵ国に約800の顧客がおり、4000人以上のスタッフが業務に携わっている。世界トップ18の銀行のうち10行がSyntegraの主要顧客という。この中には、米シティバンクやさくら銀行などが含まれている。日本では14年前から営業活動を行なっており、三井物産(株)や(株)野村総合研究所などもSyntegraの顧客という。



 講演後には、Syntegraが開発を担当した英バークレイ証券のインターネットトレーディングシステムのデモンストレーションも行なわれた。世界の主要株式市場に接続されており、株式の売買注文を出して15秒以内に売買が成立しなければ、注文自体がキャンセルされるシステムとなっている。

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