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『32MBスマートメディア』登場――同時に、『32MB対応フラッシュパス』とUSB対応の『スマートメディアリーダー』も発表

1999年02月04日 00時00分更新

文● 報道局 山本誠志

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 富士写真フイルム(株)は、『スマートメディア』のラインナップに、容量32MBの『MG-32SB』を追加した。動作電圧は3.3Vで、価格は1万5000円。同時に、32MBスマートメディアに対応したフラッシュパス『FD-A2B』と、USBインターフェースのスマートメディアリーダー『SM-R1』を発表した。いずれも3月4日に発売する予定。

 3つの製品の中で最も注目されるのは、32MBスマートメディアである。従来スマートメディアは16MBまでという限界があったのに対し、新製品では容量を倍に改良した。

32MBスマートメディア『MG-32SB』 32MBスマートメディア『MG-32SB』



 フラッシュパスは、パソコンから3.5インチフロッピーディスクドライブを介して、スマートメディアにアクセスするためのアダプターである。今回発表された、32MBスマートメディア対応『FD-A2B』の価格は、1万2000円。Windows 95/98とPowerMacintoshに対応(ただしPowerMacintoshは読み込みのみ可能)する。なお、富士写真フイルムのウェブサイト上で、従来のフラッシュパス(32MBスマートメディアに未対応の製品)を32MBスマートメディア対応にするドライバーを配布することを発表会の席上で明らかにした。

32MBスマートメディア対応フラッシュパス『FD-A2B』
32MBスマートメディア対応フラッシュパス『FD-A2B』



 スマートメディアリーダー『SM-R1』は、USBを介してパソコンからスマートメディアにアクセスするもの。32MB以下のスマートメディアに対応する。プラットフォームとしてWindows 98とiMacに対応。Windows 95では動作保証はない。USBケーブル同梱で、価格は1万2000円。

USB対応スマートメディアリーダー『SM-R1』
USB対応スマートメディアリーダー『SM-R1』



 富士写真フイルムは、「スマートメディアの容量が増えたことで、撮影可能枚数が増え、デジタルカメラがより扱いやすくなった」としている。

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