シャープ(株)は、ディスプレー一体型の省スペースデスクトップパソコン『液晶デスクトップ メビウス
<PC-DJ51M>』と『同 <PC-DJ50-NT>』の2機種を発表した。PC-DJ51Mは、新開発の光通信方式(IrDA
Control方式)によるワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを採用。PC-DJ50-NTは、OSにWindows
NT 4.0 Workstationを採用したオフィスクライアント向けの機種。価格は、ともにオープンプライスで、予想実売価格はともに30万円台後半となっている。
『液晶デスクトップ メビウス <PC-DJ51M>』
両機種とも、CPUにPentium II-350MHzを採用。メモリーは標準で64MB(最大256MB)、HDDは6.4GBを搭載している(PC-DJ50-NTのみ5.2GB)。グラフィックアクセラレーターはカナダのATIテクノロジーズ社の『3D RAGE LT PRO』を搭載。また、TYPE-II対応のPCカードスロットも2スロット装備されている。OSは、PCDJ51MがWindows 98、PC-DJ50-NTはWindows NT 4.0 Workstation を採用。なお、PCDJ51MはV.90/K56flex対応の56Kモデムを搭載、PC-DJ50-NTは10BASE-T/100BASE-TX対応のネットワークポートを装備している。
PCDJ51Mのキーボードには、あらかじめ登録したアプリケーションをワンタッチで起動できる“クイックスタートボタン”が5個搭載されている。