東芝、モバイルPentium II搭載B5スリムノートパソコンなど5機種13モデルを発表
(株)東芝は、B5スリムノートパソコン『DynaBookSS PORTEGE 3300』などノートパソコン4機種と、デスクトップパソコン『EQUIUM
5355S1』を発表した。
B5スリムノート『DynaBook PORTEGE 3300』
B5スリムノートパソコン『DynaBook PORTEGE 3300』は、同3020シリーズの上位機種に当たり、モバイル指向ユーザー、パソコン上級者向けに発売される。CPUにモバイルPentium
II-266PE(Performance Enhanced)MHzを搭載、メモリーは64MB(最大128MB)、液晶ディスプレーは11.3インチTFT、解像度は800×600ドットで1677万色表示、PCカードスロットを2基搭載(TypeIII、1基として使用可能)、56Kbpsモデム(V.90、K56Flex対応)を内蔵、HDDは6.4GB。バッテリーは標準で2時間、オプションの大容量バッテリーを使用することで10時間駆動する。ポインティングデバイスは“アキュポイント”を採用。サイズは幅262×奥行214×高さ19.8mm(最高部26mm)、重さは1.34kg。搭載するOS(Windows
95/98)により2モデルあり、価格はオープンプライス(30万円前後)。発売は2月11日。B5ノートながら、PCカードスロットを2個装備し、キーピッチは18mm |
A4ノート『DynaBook Satelite 4000シリーズ』
A4ノートパソコン『DynaBook Satelite 4000シリーズ』には同4030X/4060X/4080Xの3機種10モデルがラインナップされている。ビジネス利用を中心とするパソコンの中上級者を対象としている。機種の違いは搭載するCPUで、4030XにはモバイルCeleron
300MHz、4060XにはモバイルPentium II-333PEMHz、4080XにはモバイルPentium
II-366PEMHzを搭載する。メモリーは64MB(最大192MB)、液晶ディスプレーは14.1インチTFT、解像度は1024×768ドットで65536色表示。HDDは4030X/4060Xが4.3GB、4080Xが6.4GB搭載。4030Xのアプリケーションをプレインストールするモデル以外には100BASE-TX/10BASE-Tインターフェースが内蔵される(4030Xのアプリケーションモデルには56Kbpsモデムを内蔵)。バッテリーは3時間駆動する。ポインティングデバイスはアキュポイント。モデルの違いは搭載するOS(Windows
95/98/NT 4.0)で、価格は4030Xが36万8000円、ただしアプリケーションモデルはオープンプライス(30万円前後)、4060Xが49万8000円、4080Xが58万8000円(OSにNTを選択した場合はそれぞれ2万円増)。写真は4080X、14.1インチTFT液晶ディスプレーは17インチCRTと同等の表示領域を持つ |
コンパクトデスクトップ『EQUIUM 6335S1』
コンパクトデスクトップパソコン『EQUIUM 6335S1』は、同62601R1/6300R1の後継にあたるもので、CPUにはCeleron
333MHzを搭載する。メモリーは64MB(最大256MB)、HDDは4.3GB、グラフィックボードにはカナダATIテクノロジーズ社の『RAGE
IIC(VRAM:4MB)』を採用し解像度は1280×1024ドット、Wake on LANに対応する100BASE-TXインターフェースをオンボードで搭載する。サイズは幅89×奥行315×高さ307mm(横置きも可能)、重さは5.6kg。同社のBTO(Built
To Order)にあたる、“カスタムメイド”に対応しており、搭載するOS(Windows
95/98/NT)、HDD(最大8.4GB)、メモリー(最大256MB)を選択できる。価格は23万8000円より。発売は26日。取り外し可能の縦置きスタンドが付属する |