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リストラにより赤字幅縮小 シリコングラフィックスが第2四半期決算を発表

1999年01月21日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 米シリコングラフィックス社は’99会計年度第2四半期(’98年10~12月期)の決算を発表した。売り上げは6億8500万ドル(約790億円)で、前年同期19パーセント減となった。一方、リストラのための費用をのぞいた経常費用は3億1900万ドル(約370億円)と、前年同期と比べおよそ4900万ドル(約56億円)減少したため、赤字額は2000万ドル(約23億円)で、前年同期と比べ1100万ドル(約13億円)減少した。

 リチャード・ベルーゾ(Richard E. Belluzzo)会長兼CEOが’97年から取り組んでいる経営体制改革が順調に進んでいることを示している。来期には、先日はなばなしく発表されたWindows NTベースの新ビジュアル・ワークステーション『Silicon Graphics 320/540』の販売成績も反映されるため、赤字幅はより縮小すると見られている。

 なお、日本シリコングラフィックス(株)では、昨年10月の新経営体制が発表されて以来、従来の代理店中心の販売に加え、直販の強化などビジネスモデルの変更も進んでいる。

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