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ソニー、VAIOシリーズの新デスクトップ/ノート14モデルを発表

1999年01月21日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 ソニー(株)は、“バイオ・コンポ”“PCG-C1”を含む、VAIOシリーズの新製品14モデルを発表した。

●“PCV-S620”シリーズ

 “PCV-S620”シリーズは、マイクロタワー型筐体にTVチューナー付きMPEG-2リアルタイムエンコーダーを搭載した、映像機能を強化したデスクトップパソコン。主なスペックは、Pentium II-400MHz、64MBメモリー、10.8GBHDD、CD-RWドライブ(CD-Rの書き込み4倍速、CD-RWの書き込み2倍速)、Matrox MGA-G200ビデオチップ(ビデオメモリー8MB)、56Kbps(K56flex/V.90)モデム、i.LINK端子など。内蔵TVチューナーからの映像をHDDに録画しながら録画済みの部分の再生が可能としている。

 XGA対応15インチTFT液晶ディスプレー付属の『PCV-S620L5』と、17インチトリニトロンディスプレー付属の『PCV-S620V7』の2モデルが用意される。価格はいずれもオープン価格。発売はPCV-S620L5が3月下旬、PCV-S620V7が2月6日としている。


●“PCV-S520”シリーズ

 “PCV-S520”シリーズは、マイクロタワー型筐体の基本モデル。主なスペックは、Pentium II-400MHz、64MBメモリー、6.4GBHDD、32倍速CD-Rドライブ、Matrox MGA-G200ビデオチップ(ビデオメモリー8MB)、56Kbps(K56flex/V.90)モデム、i.LINK端子など。ソフトウェア『DVgate motion Ver.1.3』により、DV機器からの動画取り込み/編集とDVテープへの書き出しが行なえる。

 XGA対応13.3インチTFT液晶ディスプレー付属の『PCV-S520L3』、17インチトリニトロンディスプレー付属の『PCV-S520V7』、15インチトリニトロンディスプレー付属の『PCV-S520V5 』の3モデルが用意される。価格はすべてオープン価格で、2月6日発売予定。


●“PCV-M370”シリーズ

 “PCV-M370”シリーズは、銀色の小型筐体で静音設計が特徴の新“バイオ・コンポ”。主なスペックは、K6-2-400MHz(外部バス100MHz)、64MBメモリー、6.4GBHDD、24倍速CD-ROMドライブ、ATI RAGE PRO TURBO AGPビデオチップ (ビデオメモリー4MB)、XG/GM互換ハードウェアMIDI音源、光デジタルオーディオ出力、56Kbps(K56flex/V.90)モデムなど。光オーディオ出力からWAVEやMIDIなどのサウンドファイルや、音楽CDの音声を、MDレコーダーなどへデジタル出力することが可能。また同社のMDデッキを制御できる“コントロールA1”端子を備え、MDの編集作業やタイトル文字入力が行なえる。

 XGA対応13.3インチTFT液晶ディスプレー付属の『PCV-M370L3』、17インチトリニトロンディスプレー付属の『PCV-M370V7』、15インチトリニトロンディスプレー付属の『PCV-M370V5 』の3モデルが用意される。価格はすべてオープン価格で、2月13日発売予定。

●“バイオノート”シリーズ

 “バイオノート”シリーズは3モデルが発表された。
 『PCG-885』は、Mobile Pentium II-300MHz、XGA対応13.3インチTFT液晶、MagicMedia256AVビデオチップ、64MBメモリー、6.4GBHDD、56Kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載したモデル。『PCG-881/BP』は、Mobile Pentium II-266MHz、SVGA対応12.1インチTFT液晶ディスプレー、MagicGraph128XDビデオチップ、64MBメモリー、4GBHDD、56Kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載したモデル。『PCG-777/BP』は、Mobile MMX Pentium 266MHz、SVGA対応12.1インチTFT液晶、MagicGraph128XDビデオチップ、64MBメモリー、4GBHDD、56Kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載したモデル。PCG-885とPCG-881/BPはオプションのドッキングステーションを利用することで、DV機器からの静止画のキャプチャーが可能。3モデルともオープン価格で、1月30日発売予定。

●“バイオノート505”シリーズ

 “バイオノート505”シリーズは2モデルが発表された。
 『PCG-505SX』は、Mobile MMX Pentium-266MHz、SVGA10.4インチTFT液晶ディスプレー、MagicGraph128XDビデオチップ、64MBメモリー、6.4GBHDD、i.LINK端子、56kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載。『PCG-505S』は、Mobile MMX Pentium-300MHz、ポリシリコンXGA10.4インチTFT液晶ディスプレー、MagicGraph128XDビデオチップ、64MBメモリー、4.3GBHDD、i.LINK端子、56kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載。i.LINK端子を経由した、DV機器からの動画や静止画の取り込みが可能なほか、i.LINK端子でバイオノート505同士を接続し、5~15Mbpsの高速でデータ転送が可能な“Smart Connect”機能を備える。価格はいずれもオープン価格。PCG-505SXが2月13日発売予定、PCG-505Sが1月30日発売予定となっている。

●PCG-C1R

 『PCG-C1R』は、CCDカメラとウルトラワイド液晶ディスプレーを搭載したPCG-C1のニューモデル。Mobile MMX Pentium-266MHz、ウルトラワイド1024×480ドットTFT液晶、MagicMedia256AVビデオチップ、64MBメモリー(最大128MB)、4.3GBHDD、i.LINK端子、56Kbps(K56flex/V.90)モデムを搭載。PCG-505SX/505Sと同様の、DV機器からの動画や静止画の取り込みや、“Smart Connect”機能を備える。価格はオープン価格。2月13日発売予定。

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