ロータス(株)は、同社の経理業務ソフト『ロータス 1-2-3経理パック』が1月1日付けで、電子帳簿保存法への対応で承認認可されたと発表した。これは、'98年7月から施行された“電子計算機を利用して作成する国税関係帳簿書類の保存法方法に関する法律”に対してのもの。同ソフトの発売は'98年6月で、同社によると同法律に承認された初の会計ソフトだという。
この法律は、仕訳帳、元帳といった国税関係帳簿書類の保存義務者は、電磁的記録の保存をもってその関係帳簿書類の保存、備え付けに代えることができるとするもの。『ロータス
1-2-3経理パック』は、帳簿記録段階から電子データ化を助け、保存に際して取引年月日、勘定科目など帳簿書類の主要な記載項目を条件としての複合条件検索、訂正、削除個所の履歴の確保、プログラム仕様書の備え付けといった、法律で定められた必要条件をソフトウェアで補完するもの。対応OSはWindows
95/98/NT4.0、価格は4万円。