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CBOPとOMGが、ビジネスオブジェクトの国際的な流通/再利用を目指し提携を発表

1998年12月17日 00時00分更新

文● 報道局 佐々木千之

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 ビジネスオブジェクト推進協議会(CBOP)とオブジェクト・マネジメント・グループ(OMG)は17日、東京・お台場のホテル日航東京で記者会見を行ない、会員資格の相互の交換と、ビジネスオブジェクトの国際的な流通/再利用のための協力関係を結ぶことで、合意に達したと発表した。

 

提携を発表するCBOPの岡本行二会長(左)とOMGのリチャード・ソーリー(Richard Soley)会長兼CEO 提携を発表するCBOPの岡本行二会長(左)とOMGのリチャード・ソーリー(Richard Soley)会長兼CEO



 CBOPは’97年に設立された、実装環境に依存しないソフトウェアコンポーネントの流通と再利用を目的とした団体で、’98年12月現在の会員数は100社。OMGは’89年に設立され、分散ミドルウェアにおける標準仕様の確立とビジネスオブジェクトの標準化活動を行なう、ソフトウェア・コンソーシアム。会員数は世界に800以上。今回の提携は、活発化しているビジネスオブジェクトの標準化が、特定の実装環境や経済圏に依存しない形で行なわれるように、対等の立場で協力することを目的としている。すでに両団体で採択された標準仕様については、それぞれの判断で極力それを尊重するとしている。なお、CBOPは、ビジネスオブジェクトの実装部分については仕様化を行なわないと表明している。

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