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“話す電子ペン”登場----イスラエル、ウィズコム社が発表

1998年12月11日 00時00分更新

文● 報道局 横田雅美

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 イスラエルのWizCom(ウィズコム)社は、単語を認識できない障害である“読書障害”の読書を補助する話す電子ペン、『Quicktionary Reading Pen』を開発したと発表した。同製品は、文字列をなぞってスキャンすると、ペンの側面にある画面に単語を拡大して表示。スピーカーから単語の意味を読み上げる。これにより、読書障害のユーザーは、書かれている単語を音声で聞くことができる。ペンの従量は3オンス(約85グラム)で、価格は229.95ドル(約2万7000円)。20万語以上を収録した辞書が内蔵され、40万語以上を認識できる。スキャンした最新の75語まで内部に記録される。左利き用または右利き用の設定も可能。単3電池3本を使用する。同社が開発、米セイコーインスツルメンツ社が販売を開始している。

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