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米enCommerce社、ウェブアクセスコントロールソフト『getAccess3.0J』を発表

1998年12月03日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 米enCommerce(エンコマース)社は、大規模ネットワーク向けのウェブアクセスコントロールソフト『getAccess3.0J』を、'99年3月に発売する、と発表した。同ソフトは、数百万単位のユーザーからのアクセスも管理できるため、企業のイントラネット、エクストラネットだけでなく、電子商取引、商用情報サービスなどのシステムにも対応できるという。日本での販売は、三菱商事(株)の関連会社である(株)エイ・エス・ティと、(株)オージス総研が行なう。

Albert Yepez(アルベルト・イエペス)米enCommerce(エンコマース)社社長
Albert Yepez(アルベルト・イエペス)米enCommerce(エンコマース)社社長



 同ソフトは、予備のサーバーを用意してアクシデント発生時に切り替える“フェイルオーバーシステム”、リアルタイムで監視をし、ユーザーがアクセス中に長時間パソコンから離れた場合には、自動的にアクセス権を破棄する“ユーザーセッション管理”などの機能を備える。

 また、新たに搭載された機能として、必要な認証システムを選択して導入できる“プラグイン式認証モジュール”がある。ネットワーク管理者は、ID/パスワード、LDAP(Light-Weight Directory Access Protocol)、SecureIDといった、さまざまなレベルの認証システムを、後から選択して導入できるようになった。また、本日、提携が発表された日本ベリサイン(株)の認証システム『VeriSign OnSite』もプラグインに含まれていることも明らかにされた。

 同ソフトは、Windows NT、HP UX、Solaris、Microsoft Internet Informaton Server、Netscape Enterprise and Directory Server、Microsoft SQL Serverに対応している。本日発表された新バージョンでは米IBMのAIX、米サイベース社のSybase Adaptive Serverにも対応している。アメリカでの価格は、1000ユーザーで2万5000ドル(約300万円)から。日本での価格は未定。

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