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“インテル・デベロッパ・フォーラム・ ジャパン1998”開催

1998年11月04日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

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インテル(株)は、日本では始めての開催となる開発者向けのカンファレンス“インテル・デベロッパ・フォーラム・ ジャパン1998”を11月4日と5日、千葉県舞浜で開催する(受講は有料)。同カンファレンスは、米国で年2回定期的に開催されており、今回はカリフォニア州で9月15日から17日にかけて開催された“Intel Developer Forum”の内容とほぼ同じものだった。

インテル(株)代表取締役社長の傳田信行氏
インテル(株)代表取締役社長の傳田信行氏



本日は、インテル(株)代表取締役社長の傳田信行氏、および米インテル社副社長兼ビジネス・プラットフォーム・事業本部長のパトリック・ゲルシンガー氏(Patrick Gelsinger)による基調講演が行なわれた。この講演にて、日本での開催に伴い、日本におけるパソコン市場のトレンド、インテル(株)の今後の活動について、傳田氏は、

「日本市場の特徴としては、世界に先駆けてコンシューマー製品が浸透しているということだ。特に、パソコン市場に焦点をあてると、ノートブックパソコンが市場で高い比率を占め、液晶ディスプレイの比率が増加している。また、こうしたトレンドを支えるのは、日本メーカーの持つ高い技術力、日本特有の環境だ」

「今後、日本メーカーの支援を得て、日本がイニシアティブをとってパソコンの小型化技術、パソコンとコンシューマーの融合を世界に向けて提案していきたい」

「そして、日本からは主にノートブックを対象にしたCPUパッケージと実装技術の開発を進め、“HomeRF ワーキンググループ”、“Bluetoothスペシャル・インタレスト・グループ”などを通して共通化技術の推進、およびパソコン応用のビジョンの策定を市場に提案していきたい」と、述べた。

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