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スターリング コマース、EDIシステム『GENTRAN:Server for Windows NT』日本語版発表

1998年11月04日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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  米スターリング コマース社の日本法人スターリング コマース(株)は、EDIシステム『GENTRAN(ジェントラン):Server for Windows NT』日本語版を12月に発売する、と発表した。

 EDI(Electric Data Interchange)とは、ネットワークを介して行なわれる企業間の電子商取引。本日発表された『GENTRAN(ジェントラン):Server for Windows NT』日本語版は、日本の独自のEDI規格である“CII”と“EIAJ”に対応。従来製品で対応してきたEDIの国際標準規格“EDIFACT”と“ANSI X12”に日本の規格が加わったことで、4つのEDI規格をサポートする唯一のEDI製品となったという。このため、ある規格から他の規格へのデータ変換も行なえるようになり、システムの拡張性が向上したという。

J. Brad Sharp米スターリング コマース社上級副社長兼COOJ. Brad Sharp米スターリング コマース社上級副社長兼COO



 米スターリング コマース社のJ. Brad Sharp(ブラッド・シャープ)上級副社長兼COOは、「本製品は、英語版が'97年6月にアメリカで発売されたもので、それ以降、川鉄情報システム(株)と共同で日本語化を進めてきた。当社の製品は、本田技研工業(株)やソニー(株)などの製造業や小売業が採用しており、新製品もこれらの業種に向けて販売していく。日本での販売は、当社の日本法人と川鉄情報システムが行なう」と説明した。

 同製品の対応OSはWindows NT4.0だが、'99年に発売予定のWindows 2000もサポートする方針。日本での販売目標などは公表していないが、Sharp氏は、「日本は、当社にとっては4~5番目に重要な地域」とコメントしている。

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