このページの本文へ

コンピューターテレフォニーの展示会“CTエキスポ ジャパン98”開幕

1998年10月29日 00時00分更新

文● 報道局 浅野広明

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 ミラーフリーマンジャパン(株)主催の“CTエキスポ ジャパン98”が本日と明日の2日間、東京・池袋サンシャインシティ・コンベンションセンターで行なわれる。ミラーフリーマン米国本社は、'91年からCTエキスポを各国で開催してきたが、日本での開催は初。コンピューターと電話を融合させるCT技術、その応用製品を展示するほか、講演やワークショップも実施される。参加企業は40社。

 展示はPCにコールセンター機能を持たせる企業向け製品が中心。Webおよび電話、FAXなどを通じて、オンライン販売をしたり、顧客のサポート、管理したりするものだ。日商岩井インフォコムシステムズ(株)やナチュラルマイクロシステムズ(株)、NTTインターナショナル(株)など多数の企業が、電話、FAXをコンピューターに統合処理できるボードを展示していた。



 また、顧客管理ソフト、顧客への情報配信ソフト、CTIアプリケーション開発ソフトなども展示され、「Eメール、音声、FAXをフル活用した顧客へのアプローチは効果的」、「すべてをひとつのサーバーで管理できるのはコスト面でも作業面でも効率的」との声が多く聞かれた。ハードからソフトまでを総合的にサポートする日本ユニシス(株)、沖電気工業(株)、(株)日立インフォメーションテクノロジーのような企業の展示も目立っていた。

 コールセンター以外では、低価格の通話料金が期待されるIPテレフォニーに関連した展示も見られる。エヌシーティー・ファーイースト(株)は、会場内にボックスを設けて、イントラネットでIP電話が使用できるシステムをデモ。(株)リーチインターナショナルは、東京、名古屋、大阪間で、IPを利用した長距離電話割引サービスを年内にも開始する、とアピールしていた。



(株)リックテレコムは本日、本イベントに合わせ、国内初のCTI専門誌『コンピューターテレフォニー』を創刊した。第1号から第3号までは隔月発売で無料。4月に発売する第4号からは月刊誌となり、年間購読料が7000円になるという
(株)リックテレコムは本日、本イベントに合わせ、国内初のCTI専門誌『コンピューターテレフォニー』を創刊した。第1号から第3号までは隔月発売で無料。4月に発売する第4号からは月刊誌となり、年間購読料が7000円になるという

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン