日本ICSA(株)は28日、システム認定サービスであるTruSecureシリーズにVPNセキュリティサービスである“TruSecure
VPN”を追加すると発表した。
TruSecure VPNについて話す米ICSAInc.社長兼CEOのPeter S. Tippett(ピーター・ティペット)氏 |
同社は、ウィルスワクチンやファイヤーウォールなどのセキュリティ製品の安全性を認定すると共に、システム全体のセキュリティ強度をを監査するサービスを提供している。今回発表された
TruSecure VPNは、企業におけるVPNシステムが既知の攻撃から効果的に企業の機密情報を防御できるかを認定するサービス。これにより、不適切なVPNの利用による信頼の低下、不適切な暗号化やセキュリティの問題を低減する。TruSecure包括サービスは年間サービスで638万円より、TruSecure
VPNは200万円より提供されている。
また、その他の独立サービスとして、TruSecure Web、 TruSecure電子メール、 TruSecureファイアーウォールが同様にそれぞれ200万円から提供されている。
今年6月に米ICSAは、TruSecureにハッカー保険を追加した。ICSAのTruSecure包括サービスの認定を受けた企業は、不正な攻撃による被害に対して、1回の事故に対して2万ドルまで、複数の事故の合計で25万ドルまたは契約金額のいずれか低い金額で保証される。これを受け、日本ICSAもこの保証制度を開始するという。