日本シリコングラフィックス(株)は、ボリュームレンダリング専用グラフィックス用API『OpenGL Volumizer 1.0』を発表した。同APIは、エネルギー、科学、医療分野のアプリケーション開発向けに、ボリューム・プリミティブという概念を導入することによって、同一シーン上でのボリュームデータとジオメトリデータの混在、ボリュームデータの変形、特定の領域としての抽出が可能という。また、アプリケーション描画性能が10~100倍向上したという。IRIX版は同社のWebから無償でダウンロードできる。製品版の価格は、1年間のサポート付きで9万9000円。10月の出荷を予定している。