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ネットワーク アソシエイツ、システムのセキュリティーを評価する『CyberCop Scanner 2.5』発売

1998年10月22日 00時00分更新

文● 報道局 浅野広明

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 ネットワーク アソシエイツ(株)は、ネットワークセキュリティー評価ソフト『CyberCop Scanner 2.5』を11月20日に発売する。Windows NT4.0およびSolaris 2.5/2.6対応。価格は、1000ノード購入時で1ノードあたり6100円となっている。

 これは、ハッカーによる攻撃をシミュレーションすることで、システムのウィークポイントを検出するソフト。セキュリティーの度合、ウィークポイントの原因、その解決策などを提示するレポート機能を備えている。またユーザーは、同社が今後発見したウイークポイントの情報を、随時ダウンロードできる。

 同社独自の開発言語“CASL(Custom Attack Script Language)”により、各種デバイスへの攻撃をシミュレーションするセキュリティー評価ツールが開発できるのも特徴。

 CyberCop Scannerは、米国本社が5月に買収したカナダSecure Networks社の『Ballista Security Auditing System』をベースとしている。現在リリース中のバージョン 2.4に比べ、CyberCop Scanner 2.5では検出できるウィークポイントの種類が170種類アップの計500種類以上となったほか、レポート機能を強化、検出結果を3Dマッピング表示できるようにもなった。



 Secure Networksの創立者で、現在ネットワーク アソシエイツのセキュリティー製品開発ディレクターであるArthur Wong(アーサー・ウォン)氏は、「ネットワークへの不正侵入は企業内部者によるものが73%」、「不正侵入の97%がまったく認識されていない」といった第3者機関の調査結果を紹介。侵入される前にウィークポイントを検出することの必要性を訴えた。

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